きものマガジン・ひととき
Magazine
✿11月イベント情報✿
今回は来月のイベント情報の一部をご紹介いたします。
味わいきれずにいた『秋』を感じて頂けるような”深秋展”。
貴重な伝統技法や作品にふれてみてはいかがでしょうか。
*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。・o*゜
⇓百花各店のイベント情報はコチラから!⇓
*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。・o*゜歴史ある工房の技と作品たち
京都にて100年以上の歴史ある「永治屋清左衛門」。
生糸問屋として創業され、織りの技術の研究・技術の継承もされています。
もともと生糸問屋であったことから糸へのこだわりはとても強く、他の着物にはない魅力があります。
◆最高品質の生糸◆
糸には細かなランクがついています。お肉と似たような2A~6Aまであるそうです。
ブラジルにあるブラタク社の最高級ランク6Aランクの糸を用いて、清左衛門の作品は作られています。
ブラタク社の6Aランクの糸は永治屋清左衛門とエルメス社だけが使っている貴重な糸です!
世界最高峰の糸メーカーであるブラタク社の糸をもとに、清左衛門独自の撚りをかけることで独特な光沢感のある糸が出来上がります。
糸は非常に繊細で、一般的な着物に1,500本の糸を使うのに対し
清左衛門の作品は3,600本と約2倍以上の糸を使っています。
本数が多い分密度高く、重たいイメージがありますが・・・
実際に持っていただくとお分かりいただけますが、とにかく軽いです。
そしてしなやかで艶のある生地。これが清左衛門の作品の魅力の一つと言えます。
織り出す立体感
伝統技法のひとつ「唐織」はご存じの方も多いのではないでしょうか。
能装束などで用いられているますが、以前は華やかな小袖にも用いられていました。
刺繍のような立体感を織り出すためには独特な技法を使っています。
一般的には柄は表に出てくるのに対して、唐織の場合は裏側に織り出されます。
永治屋清左衛門はこの唐織の技法の維持と継承を長年しています。
文化庁などの依頼を受けて、当時の文献から小袖などの衣装の復元に携わっています。
なんと今回はこの復元の衣装を特別に展示いたします!!
伝統の技法と美しい作品をお近くで
11月は店舗・期間限定で特別展示や貴重な作品などをお近くでご覧いただけます!!
⇓店舗名をクリックすると詳細をご覧いただけます。
✿セブンパークアリオ柏店
開催期間:11月13日土曜日~16日火曜日
混雑を避けながらスムーズにお越しいただけるよう、ぜひWEB予約をご活用ください♪