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一足先に秋のオシャレ~準備編~

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  • 2021/08/20

    猛暑や酷暑といわれる気候のなか過ごしているうちに、もう8月も後半に差し掛かる頃。
    着物に限らず快適に過ごせる時期が恋しいですね。

    今回の「ひととき」では”秋の装い”のポイントをご紹介いたします。

    これからが着物を着るにも良い季節です!
    準備も楽しみながら秋を迎えましょう。

    秋からの着物の種類は・・・?

    暑さが少し和らぐ秋ですが、冬とは違ってまだまだ袷の着物を着るには少し暑く難しい気候です。

    基本的には9月から「単衣」の着物を着るとされています。

     

     
     
     
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    ですが、近頃は9月前半頃も真夏のような気候の日もありますので、9月前半は絽などの夏物を着る方も多いです。
    せっかくのお出かけも過ごしにくい装いではもったいないですよね。 ぜひ気温に合わせて選んでみてください。

     

     
     
     
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    また、本来は5月後半の数日だけ着用する「紗袷」を9月に楽しまれる方も増えているそうです。
    涼しげに見せる透け感も、秋になるとまた違った魅力が出てきますね!

    着姿の第二の顔! 帯はどう合わせる・・・?

    さらに、合わせる帯ですが 9月前半は絽などの帯を、
    中旬頃から単衣向き・袷向きの(塩瀬など)帯を選ぶのが一般的です。


    色や柄で秋らしさを感じるものを取り入れたりもできますね!

     

     
     
     
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    また帯周りに欠かせない『帯締め・帯揚げ』も変えると統一感が出ます。

     
     
     
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    着物は「先取り」とよく言われますが、残暑の時期に袷の小物を使うと暑苦しく見えてしまうこともあるので、色柄などで秋を感じられるものを使うと良いです。

    表にはほとんど見えませんが、長襦袢や肌着も気温に応じて調整することでうえに着る着物が着やすくなることもあります。

    特に透け感のある着物を選ぶときは長襦袢の色を変えるだけで季節感が出ますので様々な組み合わせで秋を楽しみましょう!!

    秋コーデの準備をしませんか?

    小物の色使いなどでも大きく変化がつけられます。

    様々な色柄の帯締めや帯揚げ、また帯留などがあると選択肢の幅が広がります!

     
     
     
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    9月後半に近づいたら・・・ 少し色合いも濃いめのものを使うと、より秋の雰囲気が出ますね♪

     
     
     
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    今回は秋に向けた衣替えの準備編をご紹介いたしました。
    秋とはいっても近頃の気候の変化も大きく、洋服でも季節の前後がありますよね。
    着物ももともとのルールはありますが、洋服と同じように気温や天候などで調整しながら選んでいただけると、少し身近に感じて頂けるのではないでしょうか。

    ぜひ様々な着物や道具などを活用しながら、秋を楽しく過ごしたいものですね。

    最後までお読みいただきありがとうございました✿

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