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キモノノキホン・付下げ

  • TPO&豆知識
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  • 2021/03/09

    いきなりですが!!
    『付下げ(つけさげ)』という着物をご存知でしょうか?

    付下げという言葉を初めて聞いた方もいらっしゃると思いますが…
    とってもオシャレで素敵な着物です♪

    今回は付下げのについてご紹介いたします!

    付下げって…どんな着物?

    これまで、キモノノキホンでは【フォーマルの着物】についてご紹介してまいりました。
    今回の付下げもその部類のひとつですが、とても素敵な着物です!!


     
     
     
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    付下げの格としては【訪問着よりも気軽で、小紋よりも格の高い着物】になります。


    よく「訪問着を簡略化した着物が“付下げ”」と表現することがありますが、ここには歴史的な背景も関係しています。

    大正時代にできた「訪問着」は、胸元や裾など柄がつながるようにデザインされていますが、
    戦争が起き始め華美な物や贅沢が禁止とされている中で、控えめな着物として考案されたのが“付下げ”です。

     


    付下げの大きな特徴にもなっているのは、訪問着のように『絵羽模様』ではなく
    着た時に【柄がすべて上を向くように】描かれているのが特徴です。


    柄はポイント的についているシンプルなものや、大きく華やかに柄付けされたものなど多種多様です。

    見た目がそっくり!?付下げと訪問着の違いは…?

     
     
     
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    先ほど、簡単に付下げの特徴についてご紹介いたしましたが
    付下げと訪問着って…なんだか見た目がそっくりだと思いませんか?

    ♡着物道♡

     

    ここで付下げと訪問着の違いを解説いたします!!

     ◆着物の格

    付下げよりも訪問着の方が格が高い

    ◆見た目

    付下げ・・・柄がポイント的に入っている

    訪問着・・・絵羽模様になっていて、柄がつながっている



    最近では、付下でも柄がつながるように作られたものもあります!
    “付下訪問着”という名前がついていることも…

    両方のいいとこドリですね!

     
     
     
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    1枚は持っておいて!!付下げの楽しみ方とコーディネート

    これまで付下げの特徴などをお伝えしましたが、ここからは

    気になる『付下げだからこその!小物の合わせ方やシーン』についてご紹介いたします。


    〇披露宴やパーティーに・・・

     
     
     
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    金・銀糸を使ったものや、格調高い柄の入った『フォーマル向き』の袋帯を合わせると一気に華やかな装いになります!

    付下の柄が古典柄でしたら、帯も古典柄でそろえて頂くのがベストです!


    〇入学式や卒業式に・・・

     
     
     
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    披露宴・パーティーと同じように、入学式や卒業式で付下を着る際には『金・銀糸』を使った袋帯を合わせてお祝いの席の装いに。

    お子様が主役の入学式や卒業式、柄付けが控えめである付下げはまさにピッタリですね!


    〇観劇やお食事に・・・

     
     
     
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    ちょっとしたおでかけにも着られるのが付下の魅力ですよね。

    帯を少しカジュアル寄りな雰囲気の物に合わせることで、少し肩の力を抜いて楽しんでいただけます。
    訪問着などと違って、付下げはあっさりとした柄付けであるからできるコーディネートです♪


     

    今回は、付下げについてご紹介いたしました。
    小物の合わせ方ひとつで、様々な場所に着て行けるだけでなく・・・
    もともと柄付けがあっさりしているからこそ、若い方からその先長く楽しんでいただけます◎

    付下げは歴史も長く、魅力たっぷりの着物なのでぜひこれをきっかけに楽しんで頂きたいです。


    最後までお読みいただき、ありがとうございました✿

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