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キモノノキホン・袋帯

  • TPO&豆知識
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  • 2021/07/06

    留袖や振袖から、小紋や紬に至るまで着物を着る時に多くの方が『袋帯』を合わされているのではないでしょうか。
    着物の歴史をたどると、袋帯は比較的現代に近い時代に作られたものとされています。

    華やかなシーンから気軽なシーンまで幅広く親しまれている『袋帯』について今回はご紹介いたします!

    袋帯とは・・・?

    袋帯は、帯の中でも格式の高い帯とされています。
    金・銀の入った華やかな模様で、式典やお祝いの席で使うことが多いです。
    またそれだけではなく、金・銀が入らないカジュアル感覚の袋帯もあり幅広いシーンで使うことができます。

     

     
     
     
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    「袋帯」という名前の由来は、
    表地と裏地の異なる2枚の生地を袋状に縫い合わせて仕立てていることから名が付いたと言われています。

     
     
     
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    この袋状に織られたものは『本袋帯』といい、
    表地と裏地を別々に織ったものの両端をかがり縫いしたものを『縫い袋帯』
    と呼ぶこともあります。

    丸帯や名古屋帯との違いは・・・?

    着物に合わせる『帯』というと様々な種類がありますが「袋帯」と他の帯との違いはどのようなところにあるでしょうか・・・?

     
     
     
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    ◆丸帯と袋帯の違い

    ・TPO・・・丸帯はフォーマルでも重厚な装い向き ⇒ 袋帯はフォーマルでも幅広いシーンで着用可能 【格としては丸帯の方が高くなります】

    ・長さ・・・丸帯は約4m ⇒ 袋帯は約4m30cm  【丸帯の方が少々短いです】

    ・結び方・・・丸帯は『飾り結び・一重太鼓』 ⇒ 袋帯は『二重太鼓・(飾り結びもできます)』 【長さや構造で結び方に違いがあります】

    丸帯は両面に柄を織り出されており、ずっしりと重いことも袋帯との違いです!
    (詳しくは『キモノノキホン・丸帯』で・・・)

     

     
     
     
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    ◆名古屋帯と袋帯の違い

    ・TPO・・・名古屋帯はセミフォーマル~カジュアル ⇒ 袋帯はフォーマル(カジュアル向きもあります) 袋帯の方が格は高いです!

    ・長さ・・・名古屋帯は約3m60cm ⇒ 袋帯は約4m30cm 袋帯の方が長いです!

    ・結び方・・・名古屋帯は『一重太鼓』 ⇒ 袋帯は『二重太鼓』 長さに伴って結び方も変わります!

    名古屋帯は袋帯と違って「お仕立て」にも特徴があります!
    こちらについてはまた改めて別の記事でご紹介いたします・・・


    ぜひ着用シーンやコーディネートなどを決める時のご参考にしてください!

    袋帯を素敵に見せるコーディネート!

    格式のある場から気軽なシーンまで幅広く楽しめる袋帯。
    素敵な袋帯のコーディネートをご紹介いたします!!


    都会的な装いに・・・

     
     
     
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    モダンなデザインの袋帯で、結び方もお太鼓ではなく角出しや銀座結びで粋な雰囲気にまとめることができるのも袋帯の魅力です!!


    夏の時期には涼しげな袋帯で・・・

     
     
     
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    袋帯には袷の時期だけでなく、単衣や夏向きの帯もあります! 季節に合わせて質感を変えながら年中楽しめますね♪

     

    もちろん振袖にピッタリの袋帯もあります♪

     
     
     
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    最近では振袖に合う「飾り結び」ができるように通常よりも長めに織られた袋帯もあるので、華やかな結び方もできます◎


     

    今回は袋帯についてご紹介いたしました。
    身近なようで、構造や他の帯と見比べてみると新たな発見も多いものですね。

    『帯は第二の顔』とよく言われていますが、着姿を見るときに帯は一番目線が集まるパーツでもあります。
    とは言っても解説にあるように袋帯は様々なシーンに合わせることができますので、まずは難しく考えずにお洋服とバッグやアクセサリーを選ぶ感覚でお気に入りのコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。


    最後までお読みいただきありがとうございました✿

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